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木や木材の精度は乾燥の工程できまります。
伐採直後の木には多量の水分が含まれています。伐採後は山で葉や枝をつけたまま乾燥させる「葉枯らし」や製材後に行われる「桟積み」「はさ掛け」などあります。こうした時間をかけての乾燥が一番木材のためにはいいのですが、現代の建築の環境はスピードの要求もありますので人工乾燥という手段もとられています。人工乾燥にもメリットはあって樹種に応じての乾燥工程の管理、自然乾燥ではなしえない低い含水率を得ることがあげられます。
木は20%の以下の含水率では腐朽菌の繁殖もしにくく、白蟻などもつきにくくなります。
木は15%前後の含水率を維持したものを使用するのが望ましく、くるいも生じにくくなるといわれています。かつて木造建築に2年間ほどもかけていた時代は、棟上が終わった状態で数ヶ月放っておいたものです。その間に木材が乾燥して落ち着くのをまっていたのですね。
今は乾燥状態を管理して強度や寸法精度に優れた木材を使うこともできるので、構造計算も可能な木造建築物もできるようになりました。
余談ですが、サンキホームでは、イノスの家をあつかっています。これは、住友林業と地域工務店の連携で作りあげたグループで特徴は、PFウッドと銘打った構造材(含水率15%以下、寸法精度-0mm+1mm、全数検査済み構造材)を使い全棟構造計算をした住宅を提供しています。詳しくはこちらを イノスグループ

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【2006/05/30 19:54】 | 頑丈な家作り
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yoshihiro sawano
自然派住宅応援しています。

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湿度調整の項で木材の話になったので、ちょっと木の話をしてみたいとおもいます。住宅の構造には、おおきく分類して、木造、鉄骨、鉄筋コンクリートにわけられるとおもいますが、私共がよく扱うのは木造の在来工法がやはり多くなっています。木の良さは1、手に入りやすい、2、手頃な価格、3、加工しやすいなどですが、今日は今話題になっている地球温暖化の面から一言。
木材で家を一軒建てるとかなりの木材を使いますが、そんなに木を使ってしまうと森林が少なくなって地球温暖化を促進させるのでは?そう感じる人もいると思います。そこでこんな話を 
木はご存知の様に二酸化炭素を吸い光合成で成長しています。ということは温暖化の原因になる二酸化炭素を違う物質に変化させて体内に貯めこんでいるということなのです。これは伐採され製材され家の構造材になってもそのまま保存されているのです。この状態は家屋が解体され木が焼却されるまで続きます。計画的な植林で伐採量に見合った状態を維持すれば、二酸化炭素を吸収してくれる木材を減らすことなく建物自体が、解体焼却されるまで二酸化炭素をストックしていてくるというわけです。日本では計画植林がある程度おこなわれていますが、地球上の地域によっては、伐採量が生産量を上回っているところが少なくないときいています、木材のリサイクルシステムの確立や、家自体の耐用年数が今より伸びていけば、家を木造で造ることによって地球上の二酸化炭素を減らす事ができるでしょうね。
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【2006/05/29 22:24】 | 気持ちの良い家
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別段めずらしい材料ではありませんが、湿度調整の観点から木材を見るとすばらしい能力がある事がわかります。木材に含まれる水分は木の細胞の間に存在する水(自由水)と、細胞内にある水(結合水)との二種類に分類されます。伐採したばかりの木はかなりの水分を含んでいますが、まずは自由水からどんどん乾燥していきます。この乾燥工程で木材は縮んだりして狂いの原因になる訳ですが、ここではそれは置いといて湿度調整だけに話題を戻しましょう。 木材はある一定の条件(たとえば湿度65%気温20℃の場合)木材の含水率はだいたい12%で安定します。ということはこの含水率は湿度や温度で変化するという事です。わかりやすくいえば、湿気ってくると木材は水分を取り込み、乾くと水分を放出して一定の含水率に近づけようとする訳なんですね。なんてすばらしい調湿作用でしょう。
これを住宅に取り入れない手はありません。構造材は元より、仕上げ材にも木材をたくさん使って、自然の調湿作用を享受しましょう。ただここで気をつけてほしいのは、木材の表面をできる限り自然のままの状態にする事が望ましい事です。皮膜を作ってしまうような塗料などは避けて、できるだけ生地のままか、自然原料系の塗料などを使い、呼吸を妨げないようにしたいものです。ちなみに杉の柱10.5CM角のもので350CCから1,000CCほどの水分を出し入れしているそうです。

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【2006/05/28 21:58】 | 気持ちの良い家
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はじめまして
golgo16
木に対する愛情の様なものが伝わってきました。
普段木は使わない仕事をしていますが、非常に勉強になりました。
また遊びにきます、リンクも勝手ながら貼らさせていただきます。

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岐阜県各務原の大戸屋さんのトイレの壁に使わせてもらった物に炭漆喰というのがあります。これは漆喰材料に文字通り炭の粉末を混ぜ込んだ材料で、漆喰と炭のコラボレーション効果が見込めそうです。コテ仕上げ施工になりますが、炭の配合比や、コテの扱い方で色んな模様がでたりして面白い材料だと思います。漆喰の原料は、貝殻や石灰岩などから取れる炭酸カルシウム(アルカリ性)が主成分ですから、自然の防カビ作用があるそうです。昔から土蔵やお城の壁に使われてきた様に、防火性能に優れているのも頼もしいですね。
大戸屋漆喰


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【2006/05/27 15:14】 | 気持ちの良い家
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室内の湿気や乾燥に有効な仕上げ材の中で、実際に使ってみて効果の高かった物を幾つか紹介します。
まずは漆喰シートという材料です。これは本物の漆喰をシート(紙製です)に薄く塗りつけたものなのですが、クロスの様に手軽に使用する事ができて比較的安価です。お客様のお宅でLDKの壁や天井に使用させていただいた事例では、サッシガラスが普通の単層ガラスであったにもかかわらず、冬場の結露が全然気にならなかったと喜ばれています。ただ、表面が漆喰ですので少々汚れやすい事と、左官工事で漆喰を施工したような模様付けなどができません。しかし年数を経てリフォームしたい場合は、ビニールクロスの場合の様に古い材料を剥がす必要は無く、そのまま重ね張りができます、廃材があまりでないのは環境にやさしいですよね。それと厚みが増すので調湿作用の効果も高まるようです。

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【2006/05/27 00:47】 | 気持ちの良い家
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高気密、高断熱の家で快適に過ごそうとした場合、どうしても避けて通れないのが空調の問題です、室温、湿度が快適なレベルで保たれていた方が住みやすいのは解っているのですが、これが一筋縄ではいきません。日本の気候は、夏は熱帯、冬は地域にも拠りますが厳しい寒さをしのがなければなりません。季節毎に変化する気候に建物は順応しなければならないのです。
田舎のある人ならば経験された事があると思いますが、子供の頃夏休みに遊びに行ったおじいさん、おばあさんの家、中に入るとなんだかひんやりと涼しかった事。縁の下は子供が楽にかくれんぼができるくらい高さがあって、土はさらさらで蟻地獄の巣があったりしました。日本の民家は四季の中では高温多湿の夏を過ごしやすく造られていたのでしょう。冬は囲炉裏や、火鉢などで暖をとっていたのですがすきまがいっぱいですから、一酸化炭素中毒もあまり心配なかったようですね。現代はそんな訳にはいきませんから換気扇などで計画的に空気を入替えてあげなければなりません。
さて、昨今の住宅では気密性も断熱性も上がっていますから、計画換気が必要であることはお話させていただきましたが、住み心地を左右する湿度の調整はどうしたらいいでしょうか?夏はエアコンだのみで肌ものどもカラカラ、使わないとじめじめで寝られない、冬は冬で室内の乾燥を防ごうと加湿器をフル運転すれば窓は結露でべちょべちょ状態、高断熱サッシなど結露対策は進んではいますが、飽和状態の(外気に対して)湿気は究極的には外部へ排出してやらなければならない状態です。そこで湿気対策には古き知恵をお借りして自然素材の良さを見直しましょう。昔の家の素材(木、土、漆喰、紙、わらなど)には余分な湿気は吸収して、乾燥してくれば吐き出すという作用があります、それも電気もガスも使わない究極のエコ機能です。そういった素材を適材適所に使用して機械的に補い切れない部分を分担してもらいましょう。次回は、実際に使ってみて有効だった材料など紹介したいと思います。


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【2006/05/23 17:54】 | 気持ちの良い家
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断熱材について簡単にふれてきましたが、住み心地という観点から見た場合、良い家ってどんなんだろうと考える事がよくあります。昨今の家の風潮は高気密、高断熱をアピールする方向にありますが、シックハウスの観点から言えば高気密の家は持ち込まれた有害物質を自然には屋外に排出しにくい、従って機械的な換気設備で強制的に排出させなければならない訳です。それから湿気の問題、生活によって生み出される水蒸気は気密性が高ければ高いほど相対的に温度が低いところで結露となって現れます。計画的な機械換気で屋外に排出しなければとんでもない事になります。
だったら気密性は低いほうがいいのかというとそんな単純にはいきません。気密性と断熱性能は密接な関係がありますし、エネルギーロスを考えるとランニングコストにも影響します。私の現時点の考え方としては断熱性能を高次元で確保しながら湿度を調整できる家(あまり機械にたよらずに)がベターではないかとおもつています。

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【2006/05/20 23:55】 | 断熱材追記
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このところ毎日悩んでいます。というのは弊社事務所を移設する計画があるのですが、せっかくですのでお客様にも見ていただけるよう、モデルハウス併設にしようと思っています。プランはある程度固まったのですが、建物の断熱をどの工法にしたらベターなのかということです。ベターと言わせてもらうのには訳があります。どの工法にも一長一短があり、また性質の違いもあるのです。大まかに分類すると
内断熱>グラスウール、発泡系断熱材などを壁内部に入れ込む工法いわゆる充填断熱です。
外断熱>発泡系断熱材(発泡ウレタン等)の断熱材を外部に張り込む工法。
遮熱断熱>外張り、内張りの工法があります。8mm程度の断熱材で両面にアルミ箔が施されています。この材料で建物をくるむ状態にする訳です、いわば昔の魔法瓶(誰も知らない?)状態にする訳ですね。

この他にもそれぞれを複合させたものや、部位(壁、屋根など)で工法を変えることもあります。どの工法にも一長一短はあるのですから、どの工法を選んでも、その工法を理解して確実な施工をすれば問題ない訳です。参考までにそれぞれの工法のウィークポイントを代表的な所だけ紹介しておきます。
グラスウールに代表される充填断熱材はどうしても壁内に隙間ができやすくその空隙が空気の対流を起こし断熱性能の低下を引き起こす事があります。価格は比較的安価です。外張り断熱は、断熱材の連続性があり構造材も覆ってしまうためヒートブリッジ(熱の架橋)も起こしにくいのですが、断熱性能を高めようとすると断熱材の厚みを厚くしなければなりません、そこで問題になるのが外壁の仕上げです、断熱材を貫通させてビス止めするわけですから長いビスが必要です、きちんとした強度のビスでないと外壁材が下がったり目地割れしたりの原因になります。
遮熱断熱は最近の工法でまだあまりデータがないのが現状です。輻射熱を反射してくれるので、屋根などには有効ではないかと思います。


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【2006/05/18 18:19】 | モデルハウスの断熱材
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はじめまして。岐阜県可児市でサンキホームという工務店を営む飯田と申します。
最近住宅や、マンション建設などで、悪質な構造計算書の偽装事件が世間をさわがせています。その少し前には、高齢者を騙しての悪質リフォーム会社の事件、こんな事件ばかりだと家を建てたり、リフォームするのにどこに頼んだら安心できるのか?そう思っちゃいますよね。
私も建築にたずさわる者として心して取り組まなければ、この業界信頼を失っちゃうのではと思っています。そんなこんなで私たちの望む家、住宅とはどんなものなのか、私も勉強しながら徒然と書き込んでいきたいと思います。

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【2006/05/17 23:41】 | 未分類
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